2018/03/01
2018/02/09
2018年1st シーズン開始とともに、農園日記再開です!
2月9日(金)
皆様、お久しぶりです!
去年の作が終わってから、かなり間が空いてしまいましたが、
先週1月29日にトマトの定植を行ないました。
2018年の1st シーズン開始とともに、農園日記再開です!
さて、今作は、
ココピートという、ココナッツの殻を砕いたものを培地として
おいしいトマトができるかん水パターンの模索してみようと思います。
前作は10品種以上栽培して大変だったので、
今作はすべて中玉のフルティカにしぼりました。
普通に栽培しても甘くなりやすく、
与える水の量の変化に敏感で品質や収量に差が出やすいめ、
かん水パターンを変える試験栽培に適しているのではないかとの目論見です。
また、今作はまっすぐ上に誘引しました。
前作まで心もとなかった誘引棚を一から作り直し強度も向上したので、
誘引作業は楽にできるようになりました。
これで安心です。
寒さ対策として保温カーテンを張り、暖房機の稼働も始めました。
八王子の夜間は、寒いときで外気温マイナス10℃になることもありますが、
ハウス内は10℃前後に保つことができています。
先月23日の大雪の日の様子です。
なんと積雪は30cm!
さらに、露地にオリーブを植え、点滴かん水の実験も開始しました。
株式会社アグリスマート様と連携して実験を行なってます。
実験の目的など詳細はこちらをご覧ください。
http://agrismart.net/publicity/
2017/07/13
2017/06/05
トマト初収穫
5月29日 晴れ
皆様、お待たせいたしました!
ついにトマト初収穫を迎えました!!
収穫したのは、
中玉の「フルティカ」4個。
ミニの「甘味ミニトマト」19個。
気になる味はというと…
まぁまぁですね(笑)
一応トマトの味はしますが、
「甘い!!」という感じではありません。
株の1段目から収穫したトマトは
「通常あまりおいしくないもの」で、
2段目以降のトマトが甘くておいしくなるそうです。
おいしさは2段目以降のトマトに期待ですね!
また、実が完熟しているかの判断が難しく、
赤くなりきっていないものを収穫してしまったのも
原因のひとつかもしれません。
完熟果を見分ける方法はいくつかあるようですが、
経験によるものが大きいよう。
次回から完熟したものを収穫できるよう対策せねば!
そんなトマトで、現在困っているのが誘引棚です。
前々回の日記で、
自作の誘引棚を設置したことをお知らせしましたが、
やはりトマトの重みに耐えられず
柱が斜めになってきて、ワイヤーが垂れ、
誘引の高さが確保できていない部分もでてきています。
このままではいつ倒れてしまってもおかしくない状況です。
そこで、柱を逆側からも引っ張り、
さらにワイヤーを下から支える支柱を
増設する作業を行なっています。
場合によっては、誘引棚の設計を
根本から変えなくてはいけないかもしれません。
やってみないと分からないことばかりだと
実感している今日この頃です。
さて、農園内の他の作物の状況はというと…
中西さんに苗を分けていただいたキュウリは、
順調すぎるほどの生育で日々大量に収穫されており、
油断するとモンスター級の大きさになってしまうほど。
パプリカも、順調に実をつけ始めています。
収穫にはもう少し時間がかかりそうです。
夏の最盛期に向けて、さらにお世話が大変になっていきます。
力を合わせて、おいしいものが収穫できるように頑張ります!
2017/05/15
トマト栽培の勉強会、わき芽かき、ホルモン処理など
4月24日 晴れ
いつか抜かなくてはと思いつつ放置していた雑草にアブラムシがつき、
そこからトマトに飛び移って増殖してしまいました。
すぐに雑草をすべて抜き、
アブラムシ用の農薬「アドマイヤ―」を散布。
2日後にはアブラムシはきれいさっぱり絶滅しましたが、
雑草をもっと早く抜いておけば…と反省です。
アブラムシは病気を媒介してしまう上、
交尾をせずにメス単体で1日10匹の子供を産むことができるため
あっという間に数が増えてしまいます。
見つけ次第すぐに対処しなくてはなりません。
本日の作業
①トマト栽培管理の勉強会
営業の皆さんも含めたシフト制で栽培管理の作業を行なうことになりました。
それに伴って、トマトの栽培管理について
みんなで勉強する必要があると思い、勉強会を実施しました。
②わき芽かき
③実をつけやすくするためのホルモン処理
④パプリカ、キュウリの定植
⑤ハウス脇への防草シート展張(雑草対策)
⑥妻換へ防虫ネットの展張
⑦ハウスの外へ雨水を逃がすための処理
さて、アブラムシの襲撃を受けたトマト達ですが、
現在の様子はと言うと…
今のところ目立った病気は出ていません。
そして、なんと、実がなり始めています!!
これは嬉しいですね。
楽しみです!
鉢上げ、GSIの設置、電磁弁との接続他
3月13日 晴れ
3月も中旬を迎えますが、まだまだ寒いですね。
八王子も早朝にはかなり冷え込むらしく、
8日の早朝は今シーズン一番の冷え込みだったよう。
そのような環境の中でも、作物は順調に育っております!
これまでの作業内容
①鉢上げ
②暖床マットの設置
③実演室へのGSIの設置、電磁弁との接続
④屋根散水の設置
⑤遮光カーテンの展張
⑥空動扇の設置
⑦暖房機の設置
①鉢上げ
より広い環境に植え替えをすること、これが鉢上げの作業です。
トマトはかなり生命力の強い植物で茎からもどんどん根が出てきます。
徒長気味の苗は深植えすることで、
根の量を増やし強い苗にすることができるのです。
②温床マットの設置
苗は16℃~25℃で管理するのが理想のため、
苗の下には温床マットを敷き、朝晩の寒さ対策をします。
植え替えをした苗を育苗用のトンネルの中に並べて鉢上げ作業完了。
水やりは、水耕栽培用の肥料が入った培養液で行ないます。
③実演室へのGSIの設置、電磁弁との接続
④屋根散水の設置
⑤遮光カーテンの展張
⑥空動扇の設置
⑦暖房機の設置
屋根散水、遮光カーテン、空動扇がついたことで、夏の暑さ対策は万全!
次のステップは定植ですが、早ければ4月の頭にもできそうです。
今後の予定
・細かい配管作業
・定植に向けた培地の準備
・スーパーティフの設置
2017/03/13
灌水資材の設置、屋根フィルムの再展張、柵の設置
3月1日 晴れ
先週の前半は、八王子には春一番のような強風が吹き荒れました。
これほどの風が吹くと社員で貼ったビニールは心許ない感じがしましたので、
引っ張って張り直しました。
お隣にあるハウスはびくともしてないようで「プロの仕事は凄いなー」と実感です。
本日の作業内容
①実演室への灌水資材の設置
②屋根フィルムの再展張
③地下に埋まっている排液タンク周囲への柵の設置
①実演室への灌水資材の設置
灌水資材の設置は営業の若手の皆さんに行なっていただきました。
②屋根フィルムの再展張
屋根フィルムは、少し風が強かったですが、
大人数でなんとか15㎝ほど引っ張って張りなおすことができました。
③地下に埋まっている排液タンク周囲への柵の設置
柵の設置は、タンク周りの穴で繰り返しつまづいてしまう人が
続出したことへの対応として行いました。
なお、苗の状況ですが、
トマトらしい本葉も出てきて、順調に育っております!
パプリカも発芽しました。
そして、お待ちかね!
本日の農園食堂の昼食はパスタでした。
今後の予定
・鉢上げの作業→二次育苗の段階へ
・Galcon GSIの設置
・屋根散水の設置
2017/02/15
防草シートの敷設、ハウス内設備の設置
1月27日 晴れ
本日の作業内容
①防草シートの敷設
②ハウス内設備の設置
ビニールのおかげで、ハウス内は寒くありません。
①防草シートの敷設
草が生えないよう、ハウス全体にシートを敷きます。
ずれないよう、側面に止め具を打ち込んでシートを固定します。
②ハウス内設備の設置
栽培トレーのための架台の組み立て。まずは、足の部分をしっかりと接着します。
組み立てた足にトレーをはめ込みます。
栽培ベンチ。
ハウス側面に電気配線のためのカバーを留めつけます。
小柄な社員は、背伸びしながらの作業。。
本日のお昼は、肉団子スープ。
具沢山のスープと、炊きたてのご飯が午後の作業のエネルギー。
今後の予定
・コンセントの取り付けなどの電気的な作業
・ハウス内間仕切りの枠の設置
・養液栽培に使用するタンク周りの整備
・育苗トンネルの作成、設置
・育苗のための温床マットコントロールシステムの設置
・播種
2017/02/01
ハウスのビニール張り~2日目~
2017年1月25日 晴れ
本日の作業内容
①ハウスのビニール展張
昨日に続き、ビニールを張ります。
天井を、1枚の大きなビニールで覆います。
ビニールの片側に錘のついた紐をいくつか結びつけ、
錘を反対側にポーンと投げます。
反対側から紐を引っ張って、ビニールを平行に広げます。
※紐が、骨組みに引っかかることもしばしば・・・脚立に上がって、直します。
ダイナミックに広がるビニール。
息を合わせて、慎重に引っ張ります。
たるんだ部分を微調整。
天井が全面覆えたら、スプリングで固定。
内側からの眺め。
ハウスのビニール展張が終了しました!
今後の予定
・防草シートの敷設
ちなみに、本日のお昼はカレー。ご飯は、もちろん羽釜で炊きました。
羽釜の火で、焼き芋も。。ほくほく甘い、贅沢なデザート。
2017/01/31
ハウスのビニール張り~1日目~
2017年1月24日 晴れ
本日の作業内容
①ハウスのビニール張り
先日完成した骨組みに、3日間かけてビニールと防除シートの展張を行います。
側面下部から、ビニールがたるまないよう気を配りながら
スプリングで固定していきます。
しゃがみっぱなしの作業が、明日の筋肉痛を予感させつつ・・・側面下部が終了。
続いて、側面中段。これは、細かい網目で虫の侵入を防ぐ防虫シートです。
妻面もピシッと。
ここでお待ちかねの昼食!
中西ファームの羽釜をお借りしてご飯を炊きました。
なんと、一升炊いています。
アツアツのご飯とトン汁で、午後へのエネルギーを補給。
おこげがたまりません。
午後の作業スタート。
脚立に上って、妻面の作業。
本日の作業は無事終了。
明日も晴れますように。