5月23日　平均気温20.0℃　最高気温27.7℃

5月16日の植え付けから1週間後の5月23日。

！！！

水が足りない・・・！雨が降らない！

この日の最高気温は27.7℃、日照時間は平年値の倍以上、

予想を上回る暑さ、急いでかん水量を増やしました。

 

 

5月27日　平均気温　25.2℃　最高気温33.6℃(平年値24.3℃)　大晴れ

八王子は5月23日からこの日まで最高気温が連続で

30℃越えを記録しました。

例年は降水があってもいい時期、何日も雨が降らず・・・

稲たちは暑さに耐えてがんばっています。

 

5月30日 平均気温20.4℃　最高気温 25.7℃　晴れ

 

6月11日　平均気温17.7℃　最高気温21.8℃　曇り

6月7日に関東甲信地方が梅雨入りしました。

6月に入ってからの八王子の気候は乱高下。

平年最高は25℃前半のところ、32℃の日もあれば17.3℃になったり…

降水量も日照時間も日替わりメニュー。

一体どうなっているのでしょう！

 

この日は営業部隊の協力を得て防草対策。

雑草処理をし、稲の防草マット（ココヤシ製）を設置。

稲との相性を確認するため、マットは半分のみで様子を見ます。

 

 

 

6月25日　平均気温21.8℃　最高気温 28.1℃　曇り/晴れ

ここ数日、雨が続いた上に日射量も

「０時間」を観測していました。

防草マットは効果を発揮しています。

有・無の左は歴然！

 

6月27日　 平均気温　24.7℃　最高気温 28.2℃　曇り

いもち病が出始めています・・・

雨と日照不足が原因と思われます・・・

 

陸稲は雑草との闘い・・・

7月10日 平均気温20.3℃　最高気温　23.9℃　曇り

6月29日あたりから気温が平年を下回ることが

多くなり、日照もほぼない日が続いています。

 

残り半分に防草マットを設置しました。そして、いもち病対策も。

はやく不安定な天気が解消されますように・・・

 

 

7月17日 平均気温23.6℃　最高気温　29.9℃　曇りのち晴れ！

過去6日間、「降雨・日射ゼロ」が続き、

ようやくこの日、晴れ間が！！！

どんなに待ちわびたことでしょう。

日差しを浴びて、畑が喜んでいます！

（画像が晴れやかではなくすみません）

 

7月25日　 平均気温27.6℃　最高気温　32.9℃　曇り/晴れ

以前から、稲なのか雑草なのか区別のつかなかったものが

あったのですが、ここにきてようやく雑草だと判明！

（プロなら一瞬で見抜けたのでしょう）

 

背丈も伸びてきました。

通常のドリップからの養液に加え、固形肥料も散布しました。

 

7月29日 平均気温28.8℃　最高気温34.5℃　晴れ

ようやく！梅雨明けしました！

 

これからグングンと成長してくれますように！

 

 

 

 

 

稲の作付と同時に行ったのは、野菜の

露地ドリップ栽培の検証の準備です。

 

担当社員の独断と偏見で、ラインアップは

「さつまいも・ブロッコリー・キャベツ・レタス・

枝豆・トウモロコシ」と欲張って5種を

ドリップ有・無で違いを検証していきます。

おなじみの中西ファームの中西氏にご協力いただきました。

マルチと同時にドリップも敷設していきます（画期的）。

 

マルチに映る雲・・・

 

手分けして播種・定植しました。

 

2019年春の栽培実験

 

目玉は「稲の養液土耕栽培」です！

 

弊社社長がインド出張時に視察してきた現場では

露地の土耕でたわわに実る稲・・・

 

実際に同社が行った検証では、水田よりも「陸稲＋ドリップ」で

収量アップの結果が得られているようです。

 

環境の違う日本、そして我々は素人…、

果たしてうまくいくのでしょうか・・・？！

 

 

2019年5月16日 プロジェクト始動

 

ドリップ敷設など下準備

 

ドリップ2ライン、作付は４ラインです。

 

稲苗の植え付けが初体験の社員ばかり・・・！

うまく植えつけられるでしょうか？！

 

ややわかりにくいですが、うっすらと見える緑のライン・・・

 

いざ！　かん水の開始です。

 

じわじわと広がる・・・通水直後にしか見れない光景ですね。

 

 

果たして順調に育っていくでしょうか・・・？

 

11月27日

 

7月に播種したトマトがようやく収穫できるところまできました！

 

一部の株のトマトが赤くなりました。

ということで、フライング初収穫！

早速食べたいところですが、まずは糖度を計ってみましょう。

BRIXで７％でした。

 

木を少し大きくするのに、水は切っていませんので、

最初の第一花房の実であればこんなものでしょうか。

 

これから水の管理を少し細かく見つつ、味と糖度の

バランスを取っていければと思います。

 

ところで、露地の畑の野菜も順調に育ち、立派な

ダイコンができました。

 

右がドリップ区、左が慣行区　個体差のレベルか・・・

 

シュンギク、ホウレンソウ、チンゲンサイもすくすくと育っています。

ドリップイリゲーションをしている区画とそうでない区画に分けて

いますが、今のところ大きな差は出ていないような気がします・・・。

 

今後の生育にこうご期待！

 

 

 

5月8日

どんどん赤く熟していくトマト。

 

 

樹上完熟を行う鈴なりのトマトは、上から見て赤くても、下の方がまだ青いことも。

もいでから「早かった！」と気づくこともしばしば。

全ての収穫が終わるころには、見極めも上達しているはず。

トマトは水分を少なく育てるほうが甘くなる、というセオリーがあります。

今回の実験栽培でもその通りの結果が出ており

水分の多いトマトは糖度7、少ないトマトは糖度9。

比較すると違いがわかります。

 

 

1時間かけて、27kg　630個を収穫しました！