6月15日
3月1日に開花宣言し、4月26日に初収穫を迎えた今回のトマトの
作ですが、約2か月をもって5段目前後までの収穫を終えました。
当初は5月いっぱいでの終了を見込んでいましたが、定植が
遅れたこともあり、6月中旬、梅雨入り後の終了となりました。
これから収穫量などの調査をまとめていきますが、水を少なくしたほうが
糖度が高いものが採れることはセオリー通りでしたが、収穫後期になっ
てくると、水の量に関わらず、糖度が高くなり、どの区画からも8度以上
のものが採れるようになりました。
実際に収穫をお願いした中西ファーム様のスタッフの皆さん、
サンホープ社員、それから、実際に食べていただいた消費者
の方からも高い評価をいただきました。
次の作は引き続き培地の検証などをすすめていく予定です。
乞うご期待
さて、設備関係で少し変化が。
冬の間からゴールデンウィークのころまで、非常に
湿度の低い日が続きました。
トマトなどは病気の予防の観点からは湿度が高くないほうが
良いのですが、湿度が低すぎると蒸散などに影響を与えるため、
ある程度の湿度があったほうが良いとされています。
栽培終盤ではありましたが、サンホープの細霧ノズルを
湿度管理のために導入しました。
制御にはUECSの自作環境計測ノードを利用しています。
梅雨の時期は出番があまりないかもしれませんが、梅雨明けからは
簡易的な細霧冷房としても活躍してくれることを期待しています。