愛知県・大府市のぶどう生産者 橘萄園(きっとうえん) 伴様に
棚配管システムをお使いいただいております。
伴様のご実家は、代々続くぶどう農家。
「いずれは自分が。と考えてはいましたが、大学卒業後の数年間は
一般企業で社会人経験を積みました。その後、長野県の飯塚果樹園で
ぶどう作りを学び、2年前に独立。
自分の圃場で真っ先に整備したのが、かん水でした。」
棚配管システムは、頭上配管にハンガースプレーセットを
取付けるので作業の邪魔になりません。
樹下かん水で、根元に確実にかん水ができます。
スプリンクラーは定流量型のSR202UDF。
圃場全体を均一にかん水できます。
「棚配管システムは、飯塚果樹園にも導入されていました。
頭上配管なのでSS(スピードスプレイヤー)にぶつからず、
作業がスムーズにできます。」
「このあたりには、私と同世代のぶどう農家が何人もいるんです。
一緒にぶどう作りを学んだ仲間と、新しい品種の開発にも挑戦していて。
これは私が交配した新しい品種で、2年でここまで育ちました。
どんな実がなるのか・・・楽しみです。」
「この圃場では、育成の技術を認められた生産者しか作ることのできない
希少品種“アリサ”を作っています。
他では手に入らない品種が作れることを自分の強みとしていければ。」
愛知県内でも有数のぶどうの産地として知られる大府市。
収穫シーズンには、たくさんの直売所が立ち並び
大勢のお客様でにぎわうそうです。
伴様、ご協力誠にありがとうございました。
取材協力:株式会社アグリ技研