今週末6月3日(日)横須賀市市制100周年の行事の一環として、至上初の米海軍と日本海上自衛隊合同のイベントが横須賀米軍基地で行われ、米海軍駆逐艦見学、海上自衛隊横須賀基地一般開放があります。
横須賀市制100周年記念シンボル事業国際交流フェスタURL
そのイベントでは、横須賀市制100周年記念シンボル事業国際交流フェスタ「Y's Country World」という、カントリーミュージックの本場、アメリカ、ナッシュビルから来日の本格的なカントリーミュージシャンによるコンサート、カントリーダンス関係のバンド演奏やデモンストレーションがおこなわれることから、ちょっと古いのですが、昨年のお話をします。
海上自衛隊では、自衛隊幹部候補生学校を卒業した初級幹部の実地訓練及び研修、また諸外国との友好親善を図る目的で毎年遠洋練習航海を実施しているそうです。
平成18年度は、北中米コースとして140日間の航海の中で、米国、カナダ、メキシコ、ホンジュラス、パナマ、ドミニカ共和国の6ヶ国12都市に寄港する予定で、練習艦「かしま」「あまぎり」「やまぎり」が2006年7月10日から13日にかけてテキサス州ガルベストン港に寄港しました。
(NASA近く、ヒューストンから30キロ離れたメキシコ湾の漁港でもある)
艦内一般公開には約900名が来艦し、ブラスバンド、和太鼓の演奏会など様々なイベントが行われたなか、テキサス州ヒューストン市内にある歴史のある牧場「ジョージランチ」で行われた歓迎式典に、佐々木司令官、幕僚幹部、初級幹部200名が招待されました。
牧場での本場ロデオショー、BBQのあとに、テキサス最後の夜をかざるイベントとして行われた、地元カントリーライブバンドによる「ダンスバーティー」で余興のホストを務めたのが、私とアシスタントの渡辺未央ちゃん。
食事が一段落して、カントリーミュージックの演奏が始まったかと思ったら、開放感のあまり、数人の隊員がバンドの前に飛び出して、音楽にのって体を動かし始めました。
そこで、すかさず、ダンスインストラクターの未央ちゃんが登場。カントリーダンスの中でも、日本でブレイクを始めたラインダンスのステップをレクチャーしたら、まあまあダンスフロアにぞろぞろ隊員たちが繰り出して、動けなくなるほどの大盛況。
地元の日本人関係者もこの通り、肩を組んで「コントンアイジョー」を踊っちゃいました。
このあと、日本に戻った自衛隊の幹部の方からヒューストンの日本領事館にお礼のご連絡を届いて、なんと「長い航海のなか、ヒューストンでのダンスパーティーが一番楽しかったという隊員の感想があった」という伝言を聞いたときは、もう大感激!「スプリンクラー屋さんを首になったら、エンターテイナーで食べていけそうかな...」っなんて。
益満 ひろみ