営業開発部トマツリです。
モータースポーツといえばF-1、WRCからカート、50ccバイクのレースなど規模の大きいものから小さいものまで数多くのレースがあります。
今回はモータースポーツと呼べるかどうかも微妙な珍モータースポーツを紹介します。
「Tractor Pull」-直訳すればトラクターの牽引競技、とでもなるでしょうか。おそらくアメリカが発祥でしょう。そしてアメリカでしか行われていないでしょう・・・。
競技はトラクター、大から小まで、手作りから市販車まで、でどれだけの負荷を牽引できるかを競う競技です。専用のスレッド(ソリ)があり、引っ張られた距離に比例して負荷がかかり、トラクターでどれだけの距離を引っ張れるか、というものです。
通っていた大学ではトラクタープルのクラブがあり、毎年一回の学校のオープンキャンパス(学園祭のようなもの)に合わせた大会に向け、1年がかりで準備をします。
競技に参加するトラクターはフレームから手作りのものもあり、搭載されているエンジンの中には飛行機のP-51マスタングのもの(ノーチューンで500HP以上と聞いています)やV-8エンジン2機搭載のものもあり、競技中のそのトラクターのエンジン音といったらそれはもう尋常ではありません。
ちなみに写真のトラクターは学生手作りでタイヤは直径2m強です。
各トラクターメーカーも自社のノーマルチューンのトラクターで参加するのですが、エキシビジョンで珍参加車が現れることも。
所変わればスポーツも、ということもあるでしょうが、なんともアメリカらしいモータースポーツの紹介でした。
興味がある方はわが母校のトラクタープルクラブのHPを見てみてください。