DR06PYを導入して5年になります。

以前はFPSを使用していました。

FPSを使用していた時は気づかないうちに液肥がなくなっている、

瓶を倒して破損してしまう、希釈倍率が不確実、など多くの課題がありました。

 

 

 

ドサトロンをアルミの4輪台車に取り付け、移動式で使用しています。

希釈倍率の精度が高いため安心して使用しています。

特に希釈倍率の確認（EC値の確認等）などはしていません。

導入から分解洗浄、オーバーホール等一切行っていませんが、

現段階で問題なく稼働しています。　精度、信頼性に満足しています

 

 

 

 

 

 

 

使用者                  T農園

                            栃木県芳賀郡芳賀町

資材                     散水亭半円楽　延長キット54m分（14セット）

設置現場              5.4×54mパイプハウス

作物                     水稲育苗（2週間）

                            花壇苗（パンジー、ビオラ）　2012年10月より

水稲育苗終了後、別のハウス（同サイズ5.4×54m）に移設し、

花壇苗のかん水に使用しました。

すでに雨車（誠和）が設置されていますが、前述の通り、穴の詰まりの問題が多く、

基本的には手かん水を行っていました。

 

 

散水亭半円楽は、サイドからの散水で、反対側のスプリンクラー足元まで、

十分に水がかかり、概ね均等なかん水ができている印象でした。

設置の際にパーツの取付の際にバルブ、MPローテーターの向きに注意をしたため、

設置直後の調整作業にはほとんど手間をかけずに済みました。

移設の際も作業は簡単で、ノズルの微調整はハウスの外から行えたため、

問題にはなりませんでした。

 

 

現在はハウスの一部だけ作物が入っているため、一部はバルブで水を止めて使用しています。

必要なところだけバルブで開閉ができるため、非常に便利です。

特に時期、タイミングによってハウス内の作物の占拠面積が変わるような場合に良いと思います

 

 

水稲育苗では、田植えまでの約2週間、かん水に使用していました。

これまで手かん水を行っていたところに散水亭半円楽を使用しました。

雨車（誠和）とハンガースプレーセットがすでに設置されているハウスに設置しました。

散水状況など、基本的に問題なく使用できました。

手かん水と雨車（誠和）でかん水　雨車はパイプの穴の詰まりにより、

筋状に水のかからないところができてしまうため、ほとんど使わず、基本的に手かん水を行っていました。