開発技術部トマツリです。
夏もすぎ、芸術の秋がやってきました。
基本的に芸術的センスを持ち合わせていないトマツリですが、
昔から写真をちょっとした趣味のような感じでやっとりました。
ここ数年はコンパクトデジカメ以外に触れることなく過ごしてきましたが、
ルンバのこともあり、ちゃんとしたカメラを買おうと決心したのです。
そういえば実家に置いてある祖父から譲り受けたカメラは
全体にうっすらと雪化粧(カビ化粧)をしていました。
それでも動いたのにはある意味驚きでしたがね。
最近のカメラをじっくり見る機会はほとんどなかったのですが、
電気屋(昔はカメラといえばカメラ屋さんに見に行ったものですが、
今の時代は電気屋に見に行くものなのですね。
さらに、カメラ屋に家電が売っている時代ですか、
あ~、時代の流れは怖いですね。)
でよくよく見てみれば、なんだか訳の分からないことになっていますねぇ。
デジタル一眼レフカメラで動画!?液晶がバリアングル!?
液晶がライブビュー!?カメラが勝手に手振れ補正!?顔認証と追尾!?
レバーを「ジャリッ」と巻いてフィルムを巻き上げて、「バシャン」とシャッターを切る、
あの感覚は現代の人にはもはや遠く懐かしい思ひでなのでしょうね。
というか、今の時代はカメラといえばデジカメのことなのでしょう。
いつの間にか「銀塩カメラ」なる不思議な名称までできて
市民権を得ているのですから驚きです。
20年前は「銀塩カメラ」なる言葉そのものが存在していなかった気がしますねぇ。
いつも通り、前置きが長くなりましたが、とにかく、うちのルンバのためにも、
良いものを、ということで、CAN○NのE○S一桁Dを購入するに至りました。
僕が何かを買うときは、大体失敗するんです。
で、今回は失敗は許されませんので、かなり慎重に吟味をして、
の選定だったわけですが、
カメラを初めて見た奥さんが一言、「私は使わない」だそうです・・・。
よし、これで、自分の好きなように使える訳です。
今回の買い物は成功です。
レンズは、ひとまず標準ズーム(といっても、
今の時代の標準ズームは昔とは大違いです。28-300mmって・・・。
どこが標準?
広角望遠ズームじゃあないですか!
昔だったら28-105と100-300の2本でカバーする画角ですよ)
と明るい単焦点を1本。
あとはコソコソと奥さんにばれないように
三脚やストロボなどの周辺機器を買い足していくわけです。
「いやあ、それにしても、フルサイズCMOSの画質は素晴らしい」と、
試しに言ってみました。実際には?せっかくなので比較してみましょう。
↑7年前に買ったコンパクトデジカメ
↑先日、ワゴンセールで買ってしまったコンパクトデジカメ
リンゴ大好き、ピョン吉
「どこが違う?」との声が聞こえてきそうですが、
まあ、それは聞こえなかったことにしておきます。
分かる人にわわかるんです。
先日受講した研修で、
「人は高い買い物をした後には、誰かにその買い物が正しいものであった、
と肯定してもらいたいものだ」
ということを聞きました。
いいんです。周りが言ってくれなければ、自分で呪文のように唱えるまでですから。
「いや~、いい買い物したな~」
せっかくですから、うちのルンバの写真をアップでどうぞ。
いや~、癒される。
ちなみに、そのカメラ、まだ自宅の外に一歩も出ていません。
果たして本当に必要だったのか・・・。