企画課の本多です。
4月22日は、調布市にあるJAXAの一般公開デーでした。
普段は見ることのできない実験装置や設備を、JAXA職員の丁寧な解説付きで
見学できる一年に1回の特別な日です。
いろいろ見たなかで、心に残った設備と実験をご紹介します。
「風洞 ふうどう」をご存知ですか?
ざっくり言うと・・・航空機や宇宙機の周囲の空気がどのように流れているか、どれほどの
圧力がかかっているかを調べるために人工的に空気の流れを作れる設備です。
小ぶりな体育館程度の広さでしょうか。
ここに模型を入れて、機体のどこに空気がぶつかっているか等を計測できるそうです。
風洞で実験を行うためには
このように大掛かりな装置が必要なのです!!!
装置の構造は理解しきれませんが、無骨な銀色のパイプが
整然と並ぶ様子にJAXAの美意識を感じました。
こちらは、呼気から二酸化炭素を取り出す実験。
宇宙船にたまった二酸化炭素を分解、循環させて再利用する
という研究分野があるそうです。
小学生向けの丁寧な説明で、私にもよく理解できました。
風洞は、来年じっくり理解するとします。