管理部の本多です。
先日、宮内庁主催の雅楽演奏会の鑑賞チケットが当たり、人生で
初めて皇居に行ってまいりました。
「皇居だから!」と、フォーマルな服装でやや緊張しながら赴いたのですが、
遊びに来ている人々はきわめてカジュアルな服装でこなれた雰囲気。
初心者には衝撃でした。
乾門をくぐる人々。
番所。各藩の警備にあたる武士が詰めていたそうです。今で言う監視所ですね。
緊急時には「曲者じゃ!出会え~」という感じでしょうか。
広い芝生広場は、まさに都心のオアシス。秋晴れの日に
たくさんの人がピクニックを楽しんでいました。
門をくぐってから約15分、やっと目的の音楽部に到着。
雅楽の舞台です。色鮮やかな竜や巴紋(ともえもん 勾玉みたいな模様)で飾られた
大太鼓は迫力満点!
日本の雅楽をざっくり説明すると、
”日本古来の歌と舞、古代アジアから伝来した楽器と舞が日本化した歌の総体。
平安時代中期に完成した日本の最も古い古典音楽”です。
演奏中の撮影はNGなので、お見せできず残念。。
きらびやかな衣装の楽隊と舞人(踊り手)が登場。
「ぷぉぉ~~」という独特の音色の笛、琵琶や太鼓の演奏、
お面をつけた舞人による、ゆったりとした舞。
パンフレットを片手に、「これは、喜びの場面??」などと想像しながらの鑑賞中に
脳裏をよぎったのは、ブルース・リーの主演映画「燃えよドラゴン」の有名なセリフ
「考えるな、感じろ」。そうだ、パンフレットを読み込むより、雅楽を感じよう!!
約2時間の演奏会、平安時代から続く文化に触れた貴重な時間でした。