新人今林です。
昨年、大学の研修で東北タイのコンケーンへ行きました。
今回は、コンケーンの現状についてご紹介致します。
コンケーンは、タイで最も貧しい地域として知られ、日本を始めとする多くの支援団体が援助活動をしています。
私は、コンケーンでその中のNGO支援の現場視察に参加しました。
これは、現在バイオ燃料で話題になっているキャッサバです。
キャッサバは、緑の革命以降に導入された換金作物です。
革命以降、キャッサバの栽培に多量の農薬や化学肥料を使用してしまった為に、土壌が痩せてしまいました。(塩類集積など)。
この写真は、塩類集積の害を受けたキャッサバ畑です。
現在は、支援団体が救いの手を差し伸べ、状況が改善しつつあります。
この写真は、日本の地産地消をモデルとし、日本のNGOが推奨しているコンケーンでの朝市です。
村の朝市で地域通貨が循環し、村に活気が戻りつつあります。
しかしながら、現場ではまだまだ支援が必要とされています。
現場視察を通して、より多くの人々が援助すべきであると痛感しました。