開発技術部の三井田です
先日、明治大学生田校舎敷地内の旧陸軍登戸研究所の見学会に参加しました。
ここでは、戦時中皆さんもよくご存知の直径10mにも及ぶ風船爆弾の開発(実際の製造は、
旧日劇などでしたが)、生物化学兵器の開発、中国から持ち帰った本物の原版による偽札?
の大量印刷など様々なことが行われていたようです。
登戸研究所が明治大学生田校舎内にあることは知っていましたが、
このような機会に恵まれて実際に説明を受けると、
戦時中に研究者が必死になって開発をしていたことがよく伝わってきました。
また、敷地内には戦争前からの陸軍の一つ星の付いた消火栓に、
アメリカ製のパテント.表示のある“町の継ぎ手の原型”が付いており、
日頃畑地かんがい施設で目にしている、継ぎ手のルーツをここに見つけることができ、
感慨深く見学することが出来ました。