こんにちは。仙台出張所の岩本です。
早いものでこの2月で仙台に赴任して丸3年が過ぎました。
赴任前は旅行でも訪れたことのない土地という事もあり、気候のことや、
土地勘がないことなど不安いっぱいの東北生活のスタートでした。
とりわけ方言については、都市部はともかく、郊外の農家さんたちとまともに
コミュニケーションが取れるだろうかと心配しておりました。
ところが、一年目はお取引先の地元販売店の方と同行するケースが多かった事や、
先方もこちらがよそ者で地元の言葉は理解できないだろうという思いやりからか、
以外にも不自由を感じる事はあまりありませんでした。
こりゃぁ何とかなりそうだぞ思っていたら、二年目が過ぎ三年目に入った頃から、
言ってる事がわからないケースが多くなってきたのです。
そう。お気づきの事と思いますが、先方がこちらに慣れて来るにつれて、
しゃべる方言に手加減がなくなってきたのです。
私自身も鹿児島県出身で、方言の強烈さ加減ではちょっとしたもんだと思っておりますが、
ある程度の年齢以上の農家のおじいさん、おばあさんのしゃべる言葉は
本当にわからない。
想像してみてください、間違いなく日本国内にいて、日本人のしゃべる言葉が理解できないという状況を。
とは言うものの、東北の人々の総じて純朴で暖かな人情に助けられ、
四年目のみちのく暮らしを送る今日この頃です。
わが社の直接のブランチが東北にあるのは会社始まって以来と思いますので、
次回は地の利を生かして、おいしい日本酒や珍しい温泉の話題などご紹介できればと
思っております。
そうそう、鹿児島出身の私には雪道の運転も難しい物の一つです。
春までもう少し、くれぐれも注意いたしましょう。