6月30日開催の「かん水技術セミナー ~最新イスラエルと日本の栽培かん水事情~」には
140人を超える方々にご参加いただきました。
ご来賓としてお越しいただいた駐日イスラエル大使 ルツ・カハノフ大使から、
「イスラエル、皆様、サンホープとの良い協力関係を築いていきたい」という
ごあいさつをいただく、うれしいサプライズがありました。
セミナーの冒頭では、弊社社長 益満ひろみがご挨拶させていただきました。
今回のセミナーは、国土の約半分は砂漠で降水量も少ないという、
過酷な環境下で食糧自給率約95%を実現し、
ヨーロッパへの輸出もしているイスラエル農業を支える
ドリップかん水技術の紹介や養液栽培について講義をしていただきました。
セッション1では、拓殖大学 国際学部 竹下正哲准教授。
「イスラエルのハイテク農業と日本」をテーマに、竹下准教授が実際に
イスラエルに行って見て、体験してきたイスラエル農業のすごさを講義していただきました。
セッション2は、イスラエルを代表するかん水資材メーカー
リブリス・イリゲーション社 ラファエル・ゴラン氏による「イスラエルのかん水例と商品紹介」。
ご自身もブドウ畑を所有しているということで、ドリップかん水の実践的な話を
お聞きすることができました。
セッション3は、液肥混入器の世界的企業のドサトロン社 アジア地域マネージャーの
ティエリー・クレイロー氏による「養液栽培事例と商品紹介」。
正確な施肥ができるドサトロンのテクノロジーについて、
様々な使用例を挙げながらご紹介いただきました。
セミナーの休憩時間は、イスラエル産のワインとお菓子をお楽しみいただきながら
講演者への質疑応答や商品説明の時間となりました。
左から拓殖大学 竹下准教授、リブリス・イリゲーション社 ゴラン氏、ドサトロン社 クレイロー氏。
すばらしい講演をどうもありがとうございました。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
~養液栽培の効果~
今回、タイから来日されたクレイロー氏から美しいランの花をいただき、
会社に飾らせていただいています。
飛行機の長時間移動でも失われない鮮やかな色と花びらのハリをご覧ください。