開発技術部トマツリです。
スプリンクラーシンカーの生産メーカーGalcon社にて行われた技術セミナーに参加してきました。
イスラエルと聞くと、中東の遠い国、ニュースで(しかも残念ながら物騒な話題の場合が多い)たまに耳にする国、といったイメージでしょうか。
かん水資材業界では知られていることなのですが、イスラエルはかん水資材をはじめとする農業資材の技術が非常に高く、これまでも画期的な技術によって数多くの小水量節水型のかん水資材を世に送り出しています。作物のかん水のための方法の一つとして、昨今非常に増えてきているドリップかん水資材もイスラエルが発祥の地です。
例にもれず、乾電池式のコントローラーで圧倒的なシェアを誇るGalcon社も、年に数回、世界各国の販売会社を集め、技術セミナーを行っており、今回はそれに招かれたというわけです。
セミナーでは、サンホープが扱う小型のコントローラーに加え、液肥混入システム、施設内の環境制御までを行える大型のコントローラーと拡張機器の接続、PC上での専用のソフトウェアを使ったプログラミングなどのトレーニングを5日間の日程でぎゅうぎゅうに叩き込まれてきました。おかげでなんとか「Systems Master Technician」の称号をいただいてきました。
砂漠地帯である土地に灌漑をし、立派な農地に(リニアムーブシステム)
今回のイスラエル訪問は地理的、時間的な制約があり、多くの場所を回ることができませんでしたが、もし、また機会があれば他の取引先の工場なども訪問してみたいものです。
地元の農業資材展にて 乾燥したイスラエルでは細霧冷房が効果的