開発技術部トマツリです

僕は根っからのご飯派です。
というより、朝食にパンを食べるなんて、
テレビの中だけの事だと中学生の時まで本気で思っていました。

そもそも、パンなんて、体積の９割方は空気だと思っていますので、
食べた気にならないどころの騒ぎではありません。
ただ口をパクパクして空気吸ってるのと同じようなものです。

なんて言っていたのは若いころの話で、
今では、朝食は会社のデスクでパン、
というのが日課となってしまいました。
あぁ、年月が人を変えるのですね。

特に食にこだわりがあるわけではないのですが、
一応、好みはありまして、おいしいパンにはなかなか出会わないもので、
最近も会社、自宅近くのパン屋にいろいろ偵察に行っています。

やっと何軒か、我が家の女王様の口に合うパン屋が見つかりまして、
たまに会社帰りに献上品として買って帰ったりしているわけです。

前置きが長くなりましたが、今日はベーグルの話を少し。

ベーグルって、良く聞く名前だけど、あんまり一般的では
無いような気がします。パン屋でベーグルを置いていることろは
たまにありますが、あればちょいと違う気がしてます。

ベーグルと言えば、硬くてモチモチで、そっけないけど、噛んで
いるうちに小麦の味がしてくる、奥の深い食べ物です。

おいしいベーグル屋を探して放浪もしているのですが、
おいしくても高い、とか、遠い、とかで、絶対数が少ないベーグル屋の中で、
さらにおいしいところ、というのを探すのが難しいのですねえ。

というわけで、無いものは作れば良いのです。暇な訳ではないの
ですが、週末にはベーグルを作ることが増えました。

ベーグルがパンと決定的に違うのは、乳も卵もバターも使わない、
という点ではないでしょうか。基本は粉と水と砂糖と塩とイースト。
そりゃあ一口目が硬くてそっけないのも納得ですね。

「混ぜて捏ねて丸めて寝かす」

そいでもって、ベンチタイム（生地を寝かせる時間）も短くて済むので、
思い立った時にちょいと作るのにも適しています。

最初は、レシピを勝手にアレンジして失敗をしていましたが、
最近はレシピに忠実に作ることを覚えまして、品質も安定してきました。
お菓子、パンはレシピに忠実に、というのが定説ですが、
その通りでした。

「形作ってオーブンに放りこむと」

「こんがりゴールデンブラウンに」

「プレーンとレーズンとクランベリーとくるみと松の実とミックスフルーツ
特にドライフルーツ系はクリームチーズに合いますな」

栃木県の農業をサポートするために、
米の消費を少しでも増やさなければいけない身としては、
少し心苦しいですが、小麦粉も良いものです。

ネット（クックハ○ッドとか）にレシピたくさんありますので、
皆さんも暇なときに試してみてはいかがでしょうか。